主人公は自分

自分物語の主人公として歌う

生きているということ それは…

私は『ねば』『べき』の檻の中で生きていたのかもしれない。
ちゃんとして、周りに合わせて、失敗しないように。

『どうせ私なんて…』私はどこかで諦めていたのかもしれない。
かすれて、震えて、すぐに裏返るこの声はまるで、
過去の傷がそのまま音になったみたい。

そこに生命が在った

けれど、
「光の声が宙(そら)高く聞こえる 君も星だよ みんな みんな※」
あんなに冷めて聞こえた自分の声で、いまはこんなにも胸が熱い。

決して整ってはいない、心のままに湧き上がるみんなの声に呼応して、
私の中から『何か』が溢れようとする。

『これが…私の声だ!』気づけば無我夢中だった。

泣くこと、笑うこと、怒ること、喜ぶこと…ぜんぶを乗せた私の声。
それは正確でも完璧でもない、不恰好なままの、
いちばん『私らしい』声だった。

※合唱曲「COSMOS」の歌詞の一節

すべての生命の声が聞こえる

一人ひとり、ただ『自分の人生』を歌う。
音程も、リズムも、音色も合わせようともしない。

なのに不思議だ。
ただ感じて歌うことを繰り返すだけで
声を出すタイミング、強さ、音の質…
1回1回微妙に違うそれらが合っていく。

あんなにもバラバラだった声が
いまこんなにも『ひとつ』だ。

私のこれまでのすべてを燃やし尽くして、
すべてを喜びにかえる場。

ASHES 5つの解放

①指揮者からの解放→全員主役の「共鳴フィールド」へ。


指揮者不在。だから全員主役。

円になり、互いの視線と呼吸を感じて歌う。
指示ではなく「共鳴」が音楽を創り出す。
一人ひとりの『個』の力が輝き、場に貢献する。

依存でなく、主体性と繋がりが引き出される。

②型からの解放→身体と感情の『自由躍動』


心のままに動く。だから解き放たれる。

感じるままに身体を揺らし、声と感情を自由に表現。
動きながら歌うことで、エネルギーが自然循環。

制限ではなく、本来の生命力が溢れ出す。

③正しさからの解放→間違いOK!『感覚ファースト』


『正解』はない。だから『自分感覚』が溢れ出す。

音程・リズム・歌詞を気にするより、思い切り表現!
『上手さ』より「今、どう感じているか」を大切。
ジャッジを手放し、『本当の声』を信頼する。

外部評価ではなく、
自己受容と本質との繋がりを
思い出す。

④借り物からの解放 → あなたの『人生』が響きだす


教科書通りじゃない。だから、あなたの『人生』が歌になる。

歌は作詞作曲者の想い「だけ」じゃない。
あなたの喜怒哀楽、すべての感情がエネルギー源。
歌詞とリアルな体験の共鳴が、気づきと癒しへ。

解釈じゃない。
あなたの物語が価値となる。

⑤遠慮からの解放→『本気』が伝播し、魂が響きあう


遠慮なし。だから「本気」の共鳴が可能となる。

安心安全の場で「恐れず」本気を出し切る。
本気のエネルギーが伝播共鳴・増幅し、互いを高め合う。
思考を超えた感動、「生きている」圧倒的実感。

深層レベルで繋がり、
自ら変容していく扉が開く。

ワーク紹介

五感や感情を覚醒させるアプローチ

ASHESでは音程やリズムや歌詞などの正しさや、
周りと合わせるために自分を抑えることよりも
『自分とつながる』ことを何よりも最優先しています。
自分の中から感覚や感情を溢れさせるために
心と体と声と繋げる特別なワークを多数実践し、
感覚をアップデートしていきます。

音の万華鏡ワーク – 倍音共鳴『ヒビキアワセ』

ASHESは『瞬間芸術』の感覚を大切にしています。
完成された歌を目指すのではなく、その瞬間に湧き上がる感覚や感情に身を任せて声を発することで生まれる唯一無二の響きを体験するためです。

ヒビキアワセは声で生み出す音の万華鏡の世界。
音程は自由。音量は自由。声質は自由。
一人ひとりが自分の直感に従って声を出し続けることで、『心と体と声の繋がり』『世界と自分が共鳴する感覚』を思い出していきます。

「雷のような音がした」「太鼓の響きが聞こえた」「光が見えた」など森羅万象に通じる感覚を得る人が続出している五感と感覚が覚醒する倍音共鳴ワークが『ヒビキアワセ』です。
ASHESではこの声の出し方をベースに歌っていきます。

歌と人生を繋げる


同じ言葉であってもそこに含まれる意味合いは一人ひとり違います。
どんな人と出会い、別れ、泣いたり笑ったりしてきたのか、
何に怒りを覚え、何に幸せを感じるのか…
全員が違う人生を歩んでいるからです。

アッシュスタイルでは歌詞をヒントにして、
そこから自分の中に湧き上がる感覚や感情とともに歌っていきます。
それはまるで走馬灯のような人生の追体験。
自分の『本当の声』を響かせることで、
主人公マインドへ回帰していきます。

3つの共鳴段階

心と体と声を繋げ、本当の声で歌うことで魂を励起し人生と共鳴する。

それぞれが全身全霊で自分自身を歌うことで自然と共鳴が生まれる。

共鳴から響命へ

時間、空間、感覚、感情…すべてがつながり生命そのものが響き出す。

ASHES2024「COSMOS」

光の声が宙(ソラ)高く聞こえる
君も星だよ みんな みんな

ASHES2024「今年」

今年も歓びがあるだろう
生きてゆくかぎり
いなむことのできぬ希望が

ASHES2022「象-光る刻」

日々に ちらばってゐた
いのちのかけら かけらを
いまこそ よびあつめ
うつくしいひとつのものに

ASHES2022「鹿-光る刻」

彼はすんなり立って
村の方を見ていた
生きる時間が
黄金のように光る

ASHES2021「永久ニ」

すべての生命の声が
聞こえる

ASHES2020「巡礼」

己と出会うために
巡り巡る 巡礼の道

ASHES2019「祈祷天頌」

はるか彼方
そこに生命は在った

ASHESとは

自分のこれまでのすべてを
燃やし尽くして喜びへとかえる
生命の共鳴場

これまでのASHES年表
2025
『生きる』『祈祷天頌』

私にとっての「生きる」とは?「生命」とは?それはすでにそこに在る。ヤバい。

2024
『銀河の序』『To Live』『今年』『COSMOS』

封印された宝の地に橋を架け、祈り、己に回帰する。生きてゆく限りヤバい。

2023
『永訣の朝』『くちびるに歌を』

私は何と決別し、何を歌い生き、どのような道を照らしていくのか?初の観客巻き込み型公演の開催。ヤバい。

2022
『光る刻』

動物たちの死を通じて己の死と向き合う。自分のルーツを知る旅。ヤバい。

2021
『永久ニ』

陰陽、天地人、相反するものの統合、自然と我との一体感。すべての生命の声が聞こえてヤバい。

2020
『巡礼』

人生と向き合う実践の確立。初の野外演奏。舞手、ライブペインティング、朗読者とのコラボ。ヤバい。

2019
『祈祷天頌』

ASHESとして本格始動。現在の年4回合宿形式へ。ダンサーとのコラボ。ヤバい。

ASHES以前の合唱合宿(2日間)
201811:永久ニ←初の同年同曲開催
201807:永久ニ
201803:生きる
201707:くちびるに歌を(ASHES命名)
201703:永訣の朝
201607:光る刻(円形で歌い出す)
201507:水のいのち(和子先生に初依頼)
201407:若者たちの悲歌
201307:ここから始まる
201210:木とともに人とともに
201107:優しき歌
201007:In Terra Pax
200807:良寛相聞
200710:演奏会出演(永訣の朝)
200709:永訣の朝
200609:木とともに人とともに
200510:おらしょ
200410:In Terra Pax
200407:「高原列車」「ほうけた母の子守唄」「鴎」
200310:光と風をつれて(抜粋)

ASHESの不思議体験

本気で歌ったら起きたこと

ASHESにおいて本番とは練習の成果を発揮する場ではなく、お互いがお互いの本気を引き出し合うことで限界突破する場。そこでは不思議な現象が起きることも…?

発光

12秒ごろ発光。撮影はiPhone手持ちによるもので一切の加工なし。驚いたのは楽曲を通じて最も心が震えたところでの発光現象だったこと。本気の歌は光る…らしい。

オーブ出現

光の粒が4秒画面左上に出現し中央へ移動し6秒頃に消失。また17~18秒でも画面中央付近に出現し、右方向へ高速移動している。確かにコンサート最後の演奏で最も高まっていたときの現象で、想いに呼応して出現したように感じられる。

鹿との共演

仏陀の説法を初めて聞いたのは鹿だという。仏教的要素が色濃い本曲において、最も重要なメッセージである「人は独りではないのだ」を歌った直後の鹿の鳴き声(1分13秒)。あまりのタイミングの良さに自然との一体感を感じた。

ASHES活動概要

年4回の合宿


ASHESのメインの活動は年4回(1泊2日)の合宿です。
合宿は基本的に富士山の麓、山梨県富士河口湖町の施設で開催します。
とにかく本気で歌えるためにあらゆることをしていきます。
なお、観光などは一切ありません!(みんなと歌うのが一番楽しい笑)

体感型コンサート(依頼演奏)


不定期でメンバーや関係者の依頼などに合わせてコンサートを開催しています。
ASHESでは演奏者も聴き手も全員が一緒に音楽を作るプレイヤー(Player & Prayer)だと考えています。
ただ演奏される歌を聞くのではなく、歌詞と自分の人生を繋げて無音で歌うことで歌の味わい方が一変します。
五感や感情の解放の仕方、歌と自分の繋げ方などをレクチャーし、実際に声も体も使いながら体験してく体感型コンサートです。

合宿の流れを紹介

1

富士山駅集合

電車・バスで来る方は富士山駅の鳥居前に12時頃集合。

2

神社参拝

合宿において何と向き合うのかを自身の御霊へ宣言。

3

初日練習

13時より練習。初日は特に「本気で声を出す」ことに注力。

4

宿泊

全員で宿泊可能な施設あり。任意で個人宿泊もOK!(送迎します)

5

2日目練習→録音

16時頃からの最終録音で燃え尽きて灰になるために、歌い尽くしていきます。

6

17時撤収-送迎

富士山駅または河口湖駅へ17時半には送迎可能。任意のメンバーは懇親会へ。

フォトギャラリー

ASHES体験1DayWS
『本気の合唱』

本気の合唱とは

アッシュスタイルは自一般的な合唱とはまったく違う価値観を持ったスタイルで歌います。「音程やリズムや歌詞を合わせない」「周りの人に合わせない」「間違ってOK」「本気で声を出し歌う!」だけを追求した感動特化スタイルの合唱を体験できるのが『本気の合唱』です。

歌いたいだけでOK!

歌うのは中学合唱くらいの小品です。楽譜が読めない人も、歌が苦手な人も、歌詞を覚えるのが苦手な人でもOK!前日に参加を決めた合唱はじめてという方でも、1日で灰になるほど歌う体験をすることができます。

参加者の感想

本気の合唱では歌うことを通じて『自分と繋がり、人生と対話』することを実践していきます。歌いながら走馬灯のように昔のことを思い出したり、未来へのインスピレーションを受け取る人も。これまでにいただいた感想はこちらから。

→感想集はこちらへ

本気の合唱演奏集

参加者の声

スクロールできます

本気の合唱「群青」名古屋
2024年3月3日

他の誰でもない自分自身のエピソードを紐づけていくことで、こんなにも情景が浮かんでくるんだな(菜月さん)

先日、「本気の合唱」群青 @名古屋に参加してきました!
参加しようと思いつつ、申し込んだのは前々日で、。

群青も密かに練習していた群青とは違う群青と知り、。
覚えられるかな?大丈夫かな?と思いながら、
ヒビキアワセも本気の合唱も初参加でドキドキ🟡していました。

ヒビキアワセは、
体感をしながら、
声を出す回を増すことに
みんなと溶けて心地良くなるのが、
楽しかったです。

自分の延長線にみんながいて、
みんななのか、自分なのか、
うーん、わからないなぁ、
なんだか、崖の上のポニョのグランマンマーレみたいにみんなを包み込んでいくような。
グランマンマーレはチョウチンアンコウの
人魚ですが、そんな感じがしました。

本気の合唱の群青は、
他の誰でもない自分自身のエピソードを
紐づけていくことで、
こんなにも情景が浮かんでくるんだなって思いました。

小学校のときに亡くなった友のこと、
3年前に亡くなった大好きな妹のこと。

おかえり、ただいま、
日々を共に過ごせる時間は
いつまでかはわからないけれど、

形を変えて、今も共にあり続けてくれているんだと。
空を通して繋がっていてくれていること。
感謝して、日々を過ごしていけたらなと思いました。

歌は2回歌ったら覚えることができたのと、
他の方の顔を見たら、歌詞が書いてあるっていうのは本当でした笑ありがとうございました🟢

帰り道に聞いていた
小田和正さんのたしかなこと。

『いちばん大切なことは特別なことではなくありふれた日々の中で君を今の気持ちのまで見つめていること』

今の気持ちのまま、
自分自身をみつめていけたらなと思います。

もう緩んでいい。頑張ってきた!!と自分を感じて泣いてました(ながやけいこさん)

https://ameblo.jp/mypacemamakei/entry-12843287108.html

先日、名古屋で開催された
ヒビキアワセと本気の合唱『群青』
に私は参加しました。私は初参加です。私の参加した理由は
どんな間違いがあっても、いい!
ただ、自分に繋がって(自分を感じて)歌う
にとっても惹かれたから。

小さいときに親に「音痴だね」
友達にも「音痴」、「リズム感ない奴」、
「音程がおかしいのに引っ張られるから歌わんといて」と
散々私、言われました。なので歌うことに抵抗がある。自分は気持ちよく歌っているだけなのに、、、。楽譜通りに頑張って歌ってみようとするけど
できない私。

参加したら、自分の声を出せる!!私、大声出したい。

実際参加して一言で言えば
「すごくよかった!またこのメンバーで歌ってみたい」と感じる素敵な時間でした。

ワークによる体感

コウタローさんのちょっとした一言(ちょっとではなく、深い)で私の声をだすイメージが変化していく。

自分のすきなように声をだしてるが自然と周りとハモっていく。

本気の合唱ではコウタローさんの歌詞についての
解釈、イメージ、想いを含んで歌い上げていく。

私、音も外れたり、歌詞まちがえたりしていたけど
気にしないで歌い切った。

皆は私の間違えを温かく包んでくれる。
自分がどれだけ身体を固めて、力んで過ごしてきたか!
もう緩んでいい。頑張ってきた!!と自分を感じて泣いてましたね。

今回歌った「群青」は、私の記憶の扉を開く合唱だった。
「本気の合唱」って、そういうものなのかもしれない。(若菜さん)

記憶の改ざんをしていた🫢

「本気の合唱」群青 @名古屋に参加してきた。

歌詞と自分の人生をつなげる「本気の合唱」
コウタローさんが
歌詞を読みとくヒントを出してくださり
自分とつながりながら歌う。

歌うたびに違う自分につながる。



今回はしんどかった時のことを思い出した。

昨日はできなかった言語化を今日やってみる。

……………………………………………

夫が体調不良で休職してたときのこと。

歌いながら、断片的な記憶が出てくる。

長男は3歳で次男はお腹の中にいた。
仕事、家事、子どもの送迎、全部1人でまわす。

寝ている夫を起こさないようにして
長男を送り、仕事へ行く。
忙しすぎて何をしていたかは覚えていない。

帰宅するとリビングにあった物が
何ひとつ移動していない
今日も夫は1日中起き上がれなかったらしい。

土日は大きなお腹と長男を抱えて出かける。
夫の邪魔にならないように。

もうすぐ産休に入る。
膨らんでいくお金の不安。
この不安を話せる相手もいない。
子どもたちは私が守らなければならない。
隣で寝ている大きな背中には縋れない…

この人を責めてはいけない。
いつ回復するかわからない。
責めたら回復が遅れるだろう。
だけど不安だ。
だけど私1人でがんばらなきゃいけない。

怖かった…

だけど、結局きっと大丈夫なんだろう
いつもどこかにそんな感覚があった。
夕日がキレイだな…くらいは感じる余裕があった。

そういえば、子ども2人連れて夫に付き添って
病院へも行ったなぁ…。

あれ?子ども2人?ん?
次男はお腹の中じゃなかったっけ…?

え、もしかして、休職って2回あった…?

なんと。
嫌すぎて1回分の記憶が消えていた。
記憶の改ざん…。
…………………………………………………

今日は、ずーっとねむたくて、
久しぶりに肩が凝っていて、
集中できなくて、灰だった。

あの時の自分を自分でねぎらった。

怖かったよね
めっちゃくちゃ頑張ったね
ありがとうね
あなたが頑張ってくれたから
今の私、幸せだよ
大丈夫だよ
ありがとうね

気づいたら子どものように声をあげて泣いていた。

過去の私にちゃんと向き合ってスッキリした。

もう、今は夫に頼っていいんだ。
私だけで頑張らなくていいんだ。
もう、遠慮なく全てに手をのばしていこう。

ほら、大丈夫だよ。

私はどんな世界も大丈夫だって
安心して生きていいんだって伝えたい

………………………………………………

「群青」ってそんな曲だったかしら。
いや、違う…笑!

だけど、今回歌った「群青」は、私の記憶の扉を開く合唱だった。
「本気の合唱」って、そういうものなのかもしれない。

羽田 耕太朗 さん、
中島菜穂子 さん
一緒に歌ってくださったみなさん
ありがとうございましたー💕

またご一緒できたら嬉しいです😊

ASHES2025
メンバー


イベント開催情報

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・本気の合唱
・レクチャーコンサート
・ASHES公演

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