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自己紹介

はじめまして、コーダアライブのコウタローです。
私は1978年生まれで、富士山の麓、山梨県富士吉田在住。
四姉妹の父でもあり、賑やかな日々をすごしております。

声に悩んで人生にも行き詰った経験から生まれた独自の発声法を通じて、
「自分の本当の声」や「自分らしさ」で生きる方法を伝えています。

高校1年生の夏から合唱をはじめ、
大学の合唱団時代に本格的にボイストレーニングを開始。
指揮者としても活動し続けています。
歌唱歴20年、指揮者歴17年です。

YouTubeを中心に情報発信しており、
チャンネル登録者数6000人、
累計150万回再生以上(2016年11月現在)の
「コウタローちゃんねる」を運営しています。

現在は、人生の充実と社会への貢献を両立する生き方を学び、
仲間とともに研鑽を重ねています。
ここで自己紹介を兼ねて、私の「声」のお話をさせて下さい。

 

 

感情麻痺と感動体験

私は幼少時から小児喘息で入院するなど病弱体質で
感情を麻痺させる生き方をしていました。
何を考えているか分からないと親からも言われたし、
友達も作れないでずっと一人で過ごしていました。

寂しいとは思っていませんでした。
ただ、何か生きている感じがしない毎日でした。
そんな私がはじめて心の底から感動したのが
大学時代に経験した『合唱』だったのです。

この経験から私は、
「感情は出していいんだ!」
「歌うって楽しい!」
「仲間がいるってなんて嬉しいんだろう・・・!」

歌うこと、仲間とともに創りあげる演奏を通じて
私は「生きること」を知りました。

 

上手くならなければ意味がない

そこで私は
「もっと感動したい!」
「そのためにもっと歌が上手くなりたい!」
と考えました。

就職してからは在学中にも増して、
時間と労力とお金をつぎ込み、

「上手くなる情報」を探し、「ボイストレーニング」を実践し、
「プロの声楽家」にレッスンを受け、「複数の合唱団」を掛け持ちし、
「たくさんの本番」を経験し、「様々な歌手」と触れあううちに、

私は
「こんなに頑張っているのに、自分はなぜこんなに下手なのだろう」
と悩むようになりました。

そこで私は

「自分の声はなんてしょぼいんだ」
「もっと練習するべき」
「新しい方法を探さなければ」
「きっと正しい方法があるはずだ」

とさらにのめり込むようになりました。

今なら分かります。

当時の私にとって、
「歌は上手く歌うもの」であり、
「声は正しく発声するもの」でした。

そして、
「歌が私を救ってくれた」
「歌以外に自分を全力で表現できるものは無い」
と考えて視野を狭めてしまっていました。

いつしか、
「上手くなれない自分には価値が無い…」
と思い詰めるようになり、
大好きだったはずの歌うことすら辛くなっていったのです。

仕事も家庭も上手くいかず、
自分を見失っていき、
次第に精神的にも追い込まれていくようになってしまいました。

 

 

人生の転機

転機が訪れたのは2012年の2月のことでした。
声の師匠との出会いです。

師匠は声には「有音」と「無音」があることを教えてくれました。
「有音」は耳で実際に聞こえる音で、
「無音」は耳には聞こえないが「感じる」音。

「声はもう一人のあなたです。
無音の音を聞きなさい。
聞こえない音に耳を澄ませば、
自分の心の声が聞こえてくる・・・」

最初はまったく意味が分からず、
今まで「良い声」と思っていた声が全く通用しない世界に
戸惑うばかりでした。

私からするとどう考えても良くない
歌も習ったことがないただの主婦の声にオーケーが出て、
「どうだ!」と出した私の声には
「(声を)作ってる。素直に出そう。」と言われる。

正直ムカッとしました。

「どこが良いんだ?あんな声!」
「どれだけ練習してきたと思っているんだ!」
「こんな素人より自分の声の方が良いに決まってる」
というプライドも邪魔して、
一時は嫌になって行くのをやめてしまったほどでした。

しかし「ひどい声」と思ったその声の響きに
なにか「得体の知れない魅力」
を感じていることにも気づいたのです。

上手くみせようとか、
失敗しないようにとか、
こう出すのが正しいとか・・・

そんなことは歯牙にもかけず、
ただ開けっぴろげに、
自分自身を全力で解放している姿に
惹かれていく自分がいました。

次第に
「自分の本当の声ってどんな響きなんだろう?」と
逆に好奇心も沸いてきたのです。

そこで自分の直感を信じて、
セミナーや合宿、個人レッスンを通じて
改めて『自分の声と向き合う』決断をしたのが
2012年9月のことでした。

 

 

自分の本当の声との出会い

そうして自分の声と向き合って
1年半ほど経ったころ・・・。

ふと気づいたら
「声のことで全く悩んでいない」
自分に気づきました。

「良い声」も「悪い声」も「正しい声」も無くなり、
あったのは「想いをどうやって伝えようか?」
というワクワクだったのです。

あれだけ「絶望」していた自分の声に「自信」が生まれ、
歌う喜びや感動する心が還ってきたことに驚きました。
そして・・・変わったのは声だけではありませんでした。
自分の生き方そのものもガラッと変わってしまったのです。

 

 

『声』を伝える生き方へ

音大や専門教育も受けていない、
ただの声マニアだった私が
youtubeやブログで情報発信を始めました。

初めはただ自分の考えをまとめるためでしたが、
発信を続けるうちに読者は増え、
コメントをもらえるようになりました。

今では950本以上の動画がアップされ、
再生回数は150万回、
チャンネル登録者数は6000人を超えました。

総再生時間も2016年末時点で460万分(9年弱)と
従来であったら考えられないような
方々に自分のことを届けられることに
驚きと喜びを感じるようになりました。

また、スカイプ動画を使った
発声レッスンを開始しました。

レッスンを通じて、
整体師としての経験を生かした
独自の手法が確立していきました。

プロの声楽家レッスンを5年以上受け続けていて、
自分の声にまったく自信が持てなくなっていたが、
声の悩みから解放されて、
歌うのが心から楽しくなった方。

病気で全身の筋肉が衰え声を出すこと自体が困難になって、
聞き返されることが苦痛で人と喋ることが辛くなっていたのが、
わずか6日で声が変わって、
コミュニケーションが楽しくなった方。

病院では声帯麻痺と診断され、
大好きだったカラオケでも声が以前のように出せなくなり、
午後には声が枯れて仕事にも支障が出ていたのが、
8時間以上ぶっ続けで歌えるようにパワーアップした方。

このような成果を出す方が多く生まれるようになりました。

 

 

『声』から『人生』へ

最初は発声法の根本改善を目的として
レッスンを続けていました。

しかし、次第にクライアントさんの中から
『自分の本当にやりたいこと』
を再発見する方が表れてきたのです。

私は自分の経験から、テクニック偏重が
自信を奪い、自分自身を見失っていった理由
だと考えていました。

だから、発声のテクニックではなく、
自分自身と対話することを重視していました。

過去を振り返って自分の原点を発見したり、
今この瞬間に自分が感じていることを感じる。

他の誰かを目指すのではなく、
自分らしさを大事にすること。

次第にレッスンでは
発声練習ではなく『自分自身とは何か?』
を追求する時間が増えていきました。

練習している訳ではないのに
確実にクライアントさんは変化していきました。

声はもちろんですが、
その人がよりその人らしく、
生き方から変わっていくことに驚かされました。

『声はもう一人の自分自身』
『声が変わると人生が変わる』
という師匠の言葉の本当の意味が
ハッキリと肚に落ちていきました。

ボイストレーニングとは
単に声が良くなり、
歌が上手くなるための方法ではなかったのです。

自分の心の声に耳を澄ませ、
自分自身を深く知り、
自分の感覚を信じ、
心と体と魂の一体感を取り戻すこと。

『自分らしく生きる』
ことを学ぶことなのだと確信しました。

そして『声』を通じて
『自分らしさ』で生きるきっかけになる活動ができる。
このことに大きな喜びを感じるようになっていきました。

 

 

自分回帰で発見した人生の軸

思えば私はこれまでの人生は
『何かが違う・・・』
といつも感じていたように思います。

幼少期からの病弱や虚弱からの感情抑圧、
自分でも何を考えているか分からず、
不安なのにそれを感じないようにしていたこと。

大学時代の感動体験をもう一度味わうためには
「歌が上手くならなければならない」と思い詰めて
視野を狭めてしまったこと。

人と比べて自分が上手くなれないことに絶望して
自分自身のことがどんどん信じられなくなり
仕事も家庭も上手くいかなくなっていったこと。

さまざまな場面で

『自分はなんてダメなんだろう』
『だからもっと頑張らなければ』
『頑張ったけど自分には出来ない』

を繰り返してしまっていました。

でも、そんなときにいつもそばに居てくれたのが
妻と子供たちの存在でした。
自分勝手で落ち込んでイライラしてばかりの私でしたが、
家族が支えてくれたからこそ、
私は私に還ってくることができました。

そして、時間はかかりましたが、
自分自身に回帰してはじめて
これまでの人生が一本の線に
つながっていることに気づいたのです。

辛かったことも哀しかったことも
嬉しかったことも喜んだことも・・・。

すべては『自分らしく生きるとはどういうことか?』
を知るためだったのではないかと思っています。

自分らしさを知るためには
『自分らしくなく生きる』
ことが必要だったのです。

そう考えたとき、やっと私も
これまでの経験に感謝できるようになれました。

自分自身が悩み苦しんだからこそ、
人に迷惑をかけ続けてしまった私だからこそ
伝えられることがあったのです。

 

 

感動共鳴の世界へ

いま私が目指しているのは、
誰もが
自分とも大切な誰かとも響き合い
感動が共鳴するような世界です。

私は『声』を通じて
感動が共鳴することの素晴らしさを
体験する人が増えてほしい。

そしてそんな仲間が集まり
新たな響きを生み出す瞬間。
それって最高の瞬間だろうなぁ・・・!!

まだまだ迷うことも多いですが、
一歩一歩その世界に近づいていることを感じて
未来にワクワクしています。

長い話にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

 

 

コウタロー

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